【建築指導課に相談】筋交いに潜むありがちな欠陥発覚!対処は?結果どうなったか

【建築指導課に相談】筋交いに潜むありがちな欠陥発覚!対処は?結果どうなったか

最大のイベントといえば上棟

 
さて、本日は私の家づくりの中で
一番冷や汗をかいた事件が起こります
 
長い記事ですが、在来工法でこれから建築を控えてる方がいらっしゃったら
ぜひ一度お読みいただくと嬉しいです
 
 
2017年2月・・・光子家いよいよ上棟の日を迎えました
 
2月の寒い時期ではありましたが
天気はすこぶる良くて、嬉しかったですね
 
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でっかいクレーンが大活躍!!

このクレーンも相当ピカピカでカッコ良かったです
 

うちの息子はこの日を境に、はたらくくるまに目覚めたようなもの。。。

その気持ちはよくわかります

 

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午前中には1F部分がほぼ出来上がりました
 
職人さんたちにお弁当やほかほかの豚汁、お菓子に飲み物などの差し入れ
邪魔しちゃいけない時間だ!と親に言われて(このあたりのマナー記事もそのうち書いてみますね)
昼は軽くお礼と挨拶して退散
 
 
午後から二階部分、屋根
どんどん進んでいきます
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無事に上棟が終わった後は
簡単な上棟式をしました。上棟式の様子などはまたかいてみますね
 
 

ここからが問題!筋交いに死に節を発見

 
 
うちは木造の在来工法なんで

こんなふうに筋交いが沢山あるんですが・・・

 

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わかりますかね?
筋交いにある、黒丸。。
 
 
これ、死に節って言うらしいです
 
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木だから節があるのは当然なんですが
耐震に重要な筋交い部分にこんなえぐれた死に節あっていいのか?と思った旦那←もともと、知識があったようで
 
掘り下げて調べてみると
 
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これ、やはり耐震に影響するためアウト!!

 
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理由は、地震が来た時に
えぐれた死に節からヒビが入ってしまって強度が保てなくなるとか
普通に考えたら、ひびが入りやすくなるのは分かりますよね
 

さらに、死に節を複数を発見してしまう

 
そして私達は、
1F、2Fと筋交い全ての節穴を目が節穴になるほど探しまくり
 
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なんと、1か所だけではなく・・・四ヶ所も見つかってしまったのです・・・

定規で測ったり
写真に収めたりして
とにかく現場の状況を記録しまくりました
 

設計担当に確認したら信じられない言葉が

 
実はこの時
すでに耐力壁もついて
この状態から筋交いの交換はかなり困難という工程まできていました
 
でも、このまま何も言わずに心配して住むなんてありえないので
すぐさま、設計士さんに連絡したところ
 
 
「耐震に問題はないので大丈夫です!」
 
と、言い切られてしまった私達
 
でもですね、何度も調べましたが
厳密には欠陥なんです
 
 
いくら設計士に大丈夫と言われても
ここに死ぬまで住むのは私たち
 
ここをウンゼンマンで買ったのも私たち
 
設計士が全責任を負うなんてことはあり得ません
 
 
かなり、悩んで悩んで
 
私たちがとった行動・・・
 
まさかの裁判沙汰!?
 
 
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2〜3センチくらい、えぐれてるところも・・・
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左の死に節のえぐれも2センチ
 
 
耐震時ここからヒビが入り
最悪の場合は折れてしまって
耐力を失う可能性があります
 
・・・
 
 

設計士さんには大丈夫ですと言い切られ

 
大きな不安の中
 
現場へ行き、棟梁・監督にも確認したところ
 
「ああ、これくらいの節は大丈夫です」と軽く流されてしまい
さらに絶望の淵に立った私たち
 
 
 

建築指導課に連絡してみた

 
まさかの現場監督からも大丈夫と
無責任ともとれる返答を得てしまった私たちは
何かできることはないかと色々調べた結果
 
都道府県の建築指導課に電話相談しました
 
それと並行して
 
家づくりブログしてる人なら知ってる方も多いと思いますが、
住まいの水先案内人さんにも
画像付きでメール相談させて頂いてました
 
この辺りは建築関係を検索していたら簡単に出てくるので
おすすめします
 

建築のプロ達の出した答え

 
そして、相談したらすぐに返答が来ました
建築指導課の見解としては
 
・たしかに厳密には数個の死に節なら、特段大きな問題にはならない
 
・耐震に重要な筋交いなだけにやはり交換は必要とのこと
 
 
 
住まいの水先案内人さんも
 
・大体の家にはこういった死に節のある木材を筋交いに使ってしまうことは寧ろ普通に溢れている
 
・私達の心配するように、節のカケは地震の時好ましくない
 
・交換は必要との事でした
 
 
建築のプロの「交換は必要」という指導を受けた事実の切り札を手にした私達は
勿論すぐに
 
戦う為現場へ直行しました!
なぜなら、
現場にたまたま監督がいるとのことだったので。。
 
 

まさかの予想していなかった展開に

 
すると、現場では私達が予想しなかった展開になっていました
 

建築指導課とその道のプロからの交換指示という大きな切り札を手にした私達は

 
すぐさま、現場に向かい
 
 
 
 
 
絶対交換!
 
絶対交換!!
 
と意気込んでいざ現場へ!!!
 
 
すると監督は私達の顔を見て
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ・交換しときましたんでー」
 
 
 
 
 
 
 
!?
 
 
 
 
 
そして、現場の床には取り外したであろう筋交いが五本おいてあるではありませんか
 
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死に節に、マーキングされていました
完全に私たちが写真で収めていた筋交いの欠陥部分
 
 
 
拍子抜けしました
 
 
裁判沙汰の問題になるかも?と結構真面目に悩んでたものでして
 
 
 
 
自分たちで見たのは四ヶ所でしたが
 
実際は五ヶ所あったようです
 
 
 
その後、設計士さんから電話で
 
「大変なご心配をかけて、本当に申し訳ございませんでした」
 
と、深々と謝ってくれました
 
 
 
やはり、筋交いの死に節は致命的になる場面があるということを
 
私達の訴えの後に調べて
 
事の重大さを監督や棟梁に伝えてくださってたようです
 
よかった、、、ありがとう設計士さん、監督たち!
 
 
耐力壁もついてて、交換も大変だっただろうとは思うのですが
 
 
 
どれだけ胸をなでおろした事かっっ
 

1歳児がまさかの言葉を発した

 
ちなみに、この時期息子が1歳9ヶ月くらいで
 
ちょっとずつ単語を話すようになってたんですけど
 
 
 
ママ、
パパ、
わんわん、
ぶっぶー、
すじかい
 
 
が言えるようになっていましたww
 
 
 
めっちゃ笑いましたよね(・∀・)
 
 
我が家の会話は筋交いが溢れていたようです
 
 
 
今となってはいい思い出?いや、マジで発狂しそうだったんだよなぁ当時は
 
 

まとめ:施主の監視って大事

 
とりあえず、大きな問題が解決したけれど、
 
施主がしっかりと現場を監視するのも本当に大事だと痛感し
 
 
旦那は時間があれば隅々までチェックし
 
工務店の許可も得て屋根も見させていただいたりしていました

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そして、、、
 
 
また屋根部分でも問題発生。怒
 
 
ほんと、家づくりは一筋縄では行かないんですね・・・
 
つづく。
 

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